2023.07.19
猫を飼うときの心構えのお話
猫を我が家に迎え入れたい!と思ったとき、まず迎え入れる手順やどんなグッズが必要になるのか調べますよね?
しかし、それ以前にご自身が猫を迎え入れる条件に当てはまっているのかどうかの確認をしてみましょう。
猫を飼うにあたっての事前知識や心構えなどをお伝えしていきます。

猫を飼う際の心構えとは
動物を飼うのは責任が伴うということを理解する
まず大前提であり、一番重要なことは「最後まで責任をもって飼うこと」です。
猫と暮らしてみたいたいからと安易な気持ちで飼い始めると、想定していなかった事態が起こってもやっぱりやめた、と飼うことを簡単にやめることはできません。
また、猫は長生きな生き物なので長い期間責任を持ってお世話をする心構えが必要です。
10年以上一緒に暮らすことになり、猫中心の生活になることを忘れてはいけません。
事前にインターネットや本等で情報を集めて、ご自身が猫を受け入れることに問題がないか検討することが大切です。
猫との生活は楽しいだけでなく、時には手間がかかることもあります。心構えをしっかりと持ち、準備を整えてから迎え入れましょう。
終生飼養の覚悟
猫を飼う際には、終生飼養の覚悟が必要です。
猫は平均して15年から20年ほど生きることが多く、その長い期間を共にすることを考えると、責任は非常に大きいものとなります。
猫は飼い主への依存度が高く、愛情を必要とする生き物です。飼った後は病気やけが、食事や衛生面に気を配り、安心して暮らせる環境を提供することが求められます。
また、将来の生活環境に変化があった場合でも猫を手放すのではなく、最後まで面倒を見る姿勢が大切です。
広い心で猫との生活を楽しむ準備を整え、共に歳を重ねる覚悟を持ってお迎えしましょう。
ライフスタイルの確認
猫を飼う前に、自分のライフスタイルを確認することが重要です。
特に、仕事や趣味などで外出することが多く留守がちな生活を送る場合は、猫の留守番対策を行う必要があるため、その点も考慮しましょう。
また、猫は適度な運動や遊びでストレスを解消するため、毎日遊んであげる時間を確保することも必要です。
ご自身の生活リズムが猫に与える影響を考慮しましょう。
住んでいる家がペット可の物件であるかどうか
賃貸住宅などの場合、管理者の許可を取らずに飼うことはできません。
ペット可ではないにも関わらず、内緒で飼っていたとなると賠償金を請求される等のトラブルに繋がる可能性もありますので、必ず事前に確認をとりましょう。
猫を飼う際は、住環境も考慮する必要があります。
猫が快適に過ごせる環境を提供することが、飼い主としての責任です。
今住んでいる家の広さや安全性、周囲の騒音などが猫にどのように影響するかを考え、引っ越しも検討しましょう。
家族の同意とアレルギー対策
猫を飼う前に、家族全員の同意を得ましょう。
猫は新しい家族となるため、全員がその存在を受け入れることが必要です。
特に、猫アレルギーを持っている家族がいる場合、猫を迎える前に医師に相談し、適切な対策を講じることをおすすめします。
アレルゲンを減らすための掃除や空気清浄機の導入、猫の腸内環境を整えるフード選びなどをおすすめします。
さらに、家族の意見を尊重しながら、猫を迎える準備を進めていくことで、猫との生活がより快適で楽しいものになるでしょう。
全員が納得し、共に猫を愛する環境を整えていくことが大切です。
万が一の場合、猫を預けられる環境があるか
長期の旅行や出張の頻度が多い、突然のことで家を空けなければならないとなった場合に、猫の預け先があるのか確認しましょう。
知り合いに頼る、ペットホテルに預けるなどの方法が可能なのであれば問題はありません。
万が一の時に猫を預けられる環境がないのであれば対策を考える必要があります。
経済的な負担を考えてみる
猫を飼う際、経済的な負担についても十分に考慮する必要があります。
猫を飼うのにかかる月々の費用・いざというときの病気や事故に備えた治療費などを一度すべて洗い出し、ご自身の収入でその費用が確保できるのか確認しましょう。
特に医療費は、病気や怪我をした場合に急に必要になったり、高額になることもありますので、このような予想外の出費も考慮しておきましょう。
また、猫が成長するにつれて必要になるアイテムも変わってくるので長期的に考えることが大切です。
費用例を見てみましょう
猫を飼うために必要な費用例は以下の通りです。
迎え入れる際の準備
予防接種代/餌入れやケージ、トイレなど生活必需品/餌やトイレの砂などの日用品/去勢・避妊手術費
日用品・その他
フード・おやつ代/トイレの砂やシート/おもちゃやキャットタワー等のグッズ代/ケガや病気の治療費/ペット保険料/ワクチン・健康診断等の予防費/ペットホテル・シッター代
費用の一部を解説
猫を飼うのに必要な費用についてのアンケート調査結果から詳しい内容を見てみましょう。
以下の項目は、猫と暮らす上で、ほぼ必須でかかる費用として認識しておきましょう。
出典元:「猫を飼うのにかかる費用に関するアンケート調査」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000139272.html)
調査元:上池台動物病院(https://reiwa-animal-hospital.com/)
初期費用
猫を迎えるのにかかった初期費用の総額は「3~5万円」が最多。ついで「1万〜3万円」が多くなっています。
毎月のフード代・消耗品費
愛猫の毎月のフード代は、「2,000〜4,000円」が最多で、その他の日用品費については「1,000〜2,000円」がボリュームゾーンとなっています。
猫と暮らすことによる光熱費の増減
猫がいる家庭では、飼い主の不在時でも常に猫に快適な温度に空調を整えておく必要があります。
猫と暮らすことで増えた真冬および真夏の月間光熱費は、「変わらない」が最多でした。
増えた場合の金額は「+1,000〜2,000円」が多いようです。
これまでにもっとも高額だった1回あたりの病院代
これまでにもっとも高額だった1回あたりの病院代は「1万〜3万円」が最多でした。しかし中には、10万円以上の病院代を支払っている方もいるようです。
猫の健康に関する予防費
混合ワクチンや健康診断といった、猫の年間の予防関連費用は、「1万〜2万円」が最多でした。
どちらも義務化されているわけではありませんが、命を落とす可能性がある病気を未然に防ぐために推奨されています。
いよいよ猫ちゃんをお迎えすることを決めたら、こちらの記事も参考にしてくださいね!
猫と暮らす準備、何から始めればいい?知っておきたいこと、やっておきたいこと
猫を迎えたい!ペットショップ・ブリーダー・里親、それぞれのメリットとデメリットを比較・解説!
人気の猫の種類 8選!それぞれの特徴・性格・お世話やケア方法をご紹介
猫をお迎えする心の準備ができたら、必要なものを揃えていきましょう。
ケージやトイレなど、必ず必要なものもあれば、おもちゃやキャットハウス・キャットタワーなど
絶対に用意するべきなのかわからないというアイテムもありますが、この中でおすすめしたいのは【キャットタワー】です。
キャットタワーを設置することにより運動不足解消やパーソナルスペースを与えることができ、猫にストレスなく過ごしてもらうことができます。
キャットタワーの購入も検討してみましょう!
キャットタワーの選び方はこちらを参考にしてください。
キャットタワーの選び方ガイド:あなたの猫に最適なタワーを見つけよう
キャットタワーは必要?いらない? 購入の前にメリット・デメリットをチェック!
キャットタワー [ねこゴロン] を使ってみた感想は?【Part2】
おすすめ商品
キャットタワー本体
キャットタワー 窓枠用 (ブラウン) 【ねこゴロン】
キャットタワー本体
キャットタワー 窓枠用 (ホワイト) 【ねこゴロン】
-
キャットタワー専用 アクリル棚板 (クリア)
¥10,800(税込)
-
キャットタワー専用 アクリル棚板 (ガラスエッジ)
¥10,800(税込)
-
キャットタワー専用 ハンモックベッド
¥14,400(税込)
◆ねこゴロン公式Instagramはこちら

当店でのお買い物を楽しんでいただけるよう、様々なキャンペーンを開催してまいります。
今後もお見逃しなく!
TOP