2024.06.14
猫を飼いたい!ペットショップ・ブリーダー・里親、それぞれのメリットとデメリットを比較・解説!
お家に猫を迎えたいと考えているあなたへ、どの方法で猫を迎えるべきか迷っていませんか?
猫を迎える際には、ペットショップやブリーダー、保護猫関連施設のいずれかから選ぶことが一般的です。
ペットショップ・ブリーダー・保護猫関連施設のそれぞれにメリットとデメリットがあります。
この記事を参考に、あなたのライフスタイルや価値観に合ったお迎え方法を選んでみてください。

1.ペットショップで猫を迎える
メリット
・敷居が低く、初めての人におすすめ
ペットショップでは気軽にショップを訪れ、店内で猫を直接見て気に入った子がいればその場で迎えることが可能です。
猫を飼うのに必要なものをその場で一式揃えることもできるので初めて猫を迎え入れるには適した場所と言えるでしょう。
・手続きや準備の手間が少ない
すでに予防接種や避妊手術が完了していたり、ペット保険にもその場で加入できることが多いので道具を揃えたり手続きをする手間を省くことができます。
何かあった時の相談や保障の面でサポートをお願いしやすいのも利点です。
デメリット
・価格が高い
ペットショップで猫を購入する場合、マージンなどが含まれているために高価格であることがデメリットです。
血統書付きの純血種が多い分、価格は高くなります。
・社会性に乏しい
ブリーダーから引き渡されてからはそれぞれのケージに入れられて過ごす場合が多く、他の猫と触れ合う期間が短いため社会性が育まれていない可能性があり、懐きにくく気性の激しい子も多いようです。
・繁殖環境が不明なことが多い
近年ペットショップでは動物倫理的な問題を抱えているケースが散見されるなど、猫の繁殖環境が明確でない場合があり、これが原因で後に健康問題が発生する可能性があります。
また、親猫の顔や性格を知ることができないので、大きくなるにつれて変わっていく性格や顔立ちの予想ができません。

2.ブリーダーから猫を迎える
特定の猫種にこだわりのある方はペットショップを巡るよりも、専門に飼育しているブリーダーからの購入を検討してみましょう。同じ猫種でも性格や個性は様々、相性の良い子と出会える可能性があります。
メリット
・子猫の性格や健康状態がわかる
ブリーダーから直接お迎えする場合、猫の繁殖環境や親猫の情報を提供してくれるため、猫がどのような環境で育ったのかを確認することができます。
親猫の性格から子猫の性格をイメージでき、親兄弟の健康状態を見て遺伝性・先天性の疾患の有無もある程度予測できるため安心です。
・社会性が身に付いている
ブリーダーのもとで育った猫は、小さなころから集団で育てられていたり、兄弟猫がいるため、ある程度の社会性が育まれています。
社会性の高い猫は人になつきやすく、ほかの猫や動物とも仲良くしやすいという性質があります。
・専門的なアドバイスが受けられる
ブリーダーは猫の専門家であるため、お迎えする猫の特徴なども熟知しています。
飼育方法や健康管理について詳しいアドバイスをしてもらえるので、猫を迎える前の不安を払拭できるでしょう。
デメリット
・ブリーダー探しが難しい
初めて猫をお迎えするという人にとってみると、良いブリーダーを探し、コンタクトを取るのはハードルの高い作業です。
残念なことに、中にはお金儲けのためだけに繁殖活動をしている悪徳ブリーダーも存在します。
ブリーダー検索サイトなどもあり、各ブリーダーの口コミも掲載されているのでそちらを利用するのがおすすめです。
飼いたい猫種が決まっている場合は「猫種名␣ブリーダー」で検索してみましょう。
・事前の連絡や訪問が必要
ブリーダーから購入する際には事前に連絡を取り、実際に訪問して迎えたい猫を確認する必要があります。
手間がかかることもありますが、猫の環境を確認するためには重要です。
・地域によっては選択肢が少ない
地域によっては信頼できるブリーダーが少ない場合があり、迎えたい猫に会いに県外など遠方まで足を運ばなければならないこともあります。

3.保護猫を迎える
保護猫を迎えるには、動物愛護センターなどの行政施設・保護猫団体などがあります。また、稀ではありますが捨てられた子猫や野良の子猫を見つけて保護するケースもあります。
メリット
・新しい家族に恵まれる猫が増える
保護猫を迎えることは、動物愛護の観点からも大きな満足感を得ることができます。
新しい家族に恵まれる猫が増え、猫も人も幸せになることでしょう。
・費用面のハードルが低い
保護猫の譲渡費用は、ペットショップやブリーダーから購入する場合に比べて比較的安いことが多いです。
販売されている猫を購入するのではないため、必要な餌やアイテムの購入費用だけで済む場合もあり、費用面ではかなりのメリットになります。
・自分のライフスタイルに合った猫を迎えることができる
まだ子猫で性格が定まり切っていないケースもあれば、成熟して大体の性格が分かっているケースもあり、自分のライフスタイルや好みに合った相性の良い子を探すことができます。
猫カフェなどでじっくりコミュニケーションを取ってから迎え入れると、お互いの相性が良くなかったという事態を避けられます。
デメリット
・健康状態が不明な場合がある保護猫の健康状態が不明な場合があり、病気や健康問題が後に発覚することがあります。
・トラウマや問題行動がある猫も
保護猫には、過去の経験からトラウマや行動問題を抱えている猫もいるため、しっかりとしたケアと時間が必要です。
人慣れしていない猫を引き取る場合は人間に対して噛んだり引っかいたりすることもあり、猫を飼うのが初めてという方には難しい場合があります。
・手続きが複雑なことがあるうえ、断られることも。
保護猫を迎える際には、譲渡会や里親募集サイトでの手続きが必要で、高齢であったり単身者はNGなど飼い主側に厳しい条件が求められる場合もあり、必ずしも保護猫をお迎えできるわけではないということを覚えておきましょう。
保護猫施設で迎えるのは素晴らしいことですが、引き取ったものの自分が思っていた猫のイメージと違う、全然人慣れをしない、などで戻されてしまうケースもあります。
外で育ってきたり虐待された経験が有るなど人に対しての警戒心が強い場合もあるので、ある程度覚悟を持っておきましょう。
まだ猫を迎えるかどうか悩んでいる方、猫を迎える前にしておくべき心の準備についてはこちらの記事がおすすめです。
「猫を飼うときの心構えのお話」
最後に
どの方法にするかを決めたら、実際にペットショップやブリーダー、保護施設に足を運んでみましょう。直接見ることで、猫との相性や直感を確認できます。
あなたにとって最適な方法で、猫との幸せな生活の第一歩を踏み出しましょう!
※この記事を読まれた方はぜひ下の記事も併せて読んでみてください。
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