愛猫の夏バテ対策！快適な夏を過ごすためのポイント

2024.07.19

愛猫の夏バテ対策！快適な夏を過ごすためのポイント

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暑い夏がやってくると、猫も人間と同様に夏バテや熱中症を引き起こすことがあり、その対策が必要です。
この記事では、猫の夏バテや熱中症を防ぐためにできることについて詳しく紹介します。

夏バテと熱中症の違いとは？

猫の夏バテ

夏バテは、暑さによって体力が低下し元気がなくなる、食欲の不振や下痢・嘔吐などの症状が現れ、慢性的にその状態が続くため夏バテと気づきにくい場合があります。
ですので普段の食事や水分補給の量で様子を見てあげて、違和感を感じるならすぐに適切な対処を行いましょう。

猫の熱中症

熱中症の症状としては、ぐったりとして動かない、呼吸が荒く口呼吸をしている、よだれを垂らすなどがあります。
これらの症状が見られたら、すぐに涼しい場所に移し体を冷やした後、症状が改善されなければ直ちに病院に連れていきましょう。
全身が痙攣していたり、意識が朦朧としているのは大変危険な状態なのですぐに受診してください。

猫の夏バテ対策

室温管理の重要性

エアコンを使って室温を適切に管理することが重要です。
真夏にエアコンを付けず、窓を開けたり扇風機を稼働させるだけでは意味がないと考えてください。
猫が快適に過ごせる温度は25℃前後と言われています。また、直射日光を遮るためにカーテンを閉めたり、サンシェードを使うことも効果的です。

涼しい場所を提供する

猫は涼しい場所を好みます。家の中で風通しの良い場所や、直射日光を避けられる場所を用意してあげましょう。
また、猫が自分で涼しい場所を見つけられるように、部屋を自由に行き来できるようドアを少し開けておきましょう。

猫が過ごす部屋では、以下の暑さ対策をしてあげると良いでしょう。

1.直射日光が入る窓などは、ブラインドやカーテンを閉めて遮光する。
2.エアコンをかける。室温は25～28度℃くらいを目安に。冷えすぎにも注意してください。
3.外からの空気が流れるよう、窓の一部を2カ所以上開ける。換気扇でもOK。（防犯対策は必ず行ってください。）
4.市販のクールマットなどの暑さ防止アイテムや、ペットボトルを凍らせて布にくるんだものを用意しておく。

冷却グッズを活用する

猫用クールマットや冷却シートなどのひんやりした冷却グッズは、猫が快適に過ごすためのアイテムとして非常に効果的です。
商品レビューを活用しながらその子に合った商品を見つけてあげましょう。

日常のケアで健康管理

夏場の猫の健康管理には、日常のケアも欠かせません。ブラッシングをして被毛を整えることで、体温調節を助けます。
長毛種であればカットすることも検討してみては。

また、動物病院で定期的な健康チェックを行い、獣医師からのアドバイスを受けることも大切です。
不安であるなら夏特有の病気の予防や、適切な対策方法について一度相談をしてみましょう。

水分補給が重要

猫はあまり水を飲まない傾向がありますが、夏場は特に水分補給が重要です。

飲み水を複数用意する

いつでも水が飲めるように複数の場所に水飲み場を設置しておきましょう。
また、猫は新鮮な水を好みますので、飲んでいなくてもこまめに新しい水に取り替えてあげてください。
自動給水器なども試してみると良いでしょう。

栄養価の高いウェットフード

暑さで食欲が減退する猫には、栄養価の高いウェットタイプのフードに切り替えたり、併用したりしてみてもよいでしょう。
ウェットフードは水分も多く含まれているため、水分補給も同時にできます。
選ぶ際には、成分表を確認し、栄養バランスが良いものを選びましょう。
また、夏はフードが傷みやすいので、ウェットタイプは30分を目安に食べきれなかったものは処分してしまいましょう。